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ニコニコ動画っぽい弾幕コメントのある動画サイトが中国で乱立している件について

海外ネタ

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弾幕コメントのある動画サイトが中国で乱立している

ニコニコ動画といえば、あの弾幕のような画面に流れるコメントを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?そして、ニコニコ生放送、生主と言われる放送主が画面で顔を出して生放送を配信し、視聴している多数のリスナーと対話するあのスタイルが有名ですよね。独特な表現や文化を生み出すニコニコ動画
そんなニコニコ動画を模したようなサイトが中国で乱立しているようなんです。
今回は、そんな中国の状況についてちょっと書いてみました。

以下は、中国で増殖している弾幕コメのあるニコニコ動画のようなサイト達です。

・Acfun

まずこれは日本語のWikiに解説がありました。

AcFunは「Anime Comic Fun」の略称である。2007年6月にサービス開始。最初は普通のアニメ連載サイトだが、2008年3月からニコニコ動画みたいにコメントのできるFlash Playerを有するようになった。

(Wikipedia/Acfunより)

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(百度百科:AC娘より)
これはマスコットキャラのAC娘。

AcfunはA站(ジャン)との略称で呼ばれます。中国で一番初めの弾幕系動画視聴サイト。
一番歴史が長いだけあって、色々な著名な配信者なども生まれているようです。
中国の百度百科には日本では、日本版ニコニコ動画と呼ばれると書いてましたがどうなんでしょう・・。まあニコ動系では一番の老舗サイトです。

DouyuTv(斗鱼TV)

マスコットキャラ、恐らくなしです。

このサイトはAcfunの生放送配信部分が独立してDouyuTv(斗鱼TV)となりました。
2014年1月1日に正式にDouyuTv(斗鱼TV)という名前に。

このDouyuTvのサイトは見た感じTwitch(米のゲームプレイ配信サイト)のままです。

ゲーム配信をメインとしているようですが、雑談などのジャンルもカバーしているようです。でもほぼゲーム配信専用かも・・。Twitchプラス、ニコ生みたいな感じですね。画面はTwitchだけど弾幕コメが流れるという・・・。
実はゲーム実況系サイトはこれ以外にも色々あるのですが、今回は、ニコ動系からの派生サイトの特集というテーマの記事なので、それは別の機会にでもまとめたいと思います。

・Bilibili動画

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(Bilibili娘 - 萌娘百科 萬物皆可萌的百科全書より)
これはBilibili動画のマスコットキャラ二人、22娘と33娘。

元々、Acfunユーザーであった⑨bishiにより作られたサイト。
2009年6月26日にオープンしており、これ系では2番目に古い老舗サイト。
弾幕機能を中国で二番目に提供したサイト。B站とよく略される。
Bilibiliの名前の由来は、とある魔術の禁書目録というアニメのキャラである御坂美琴のあだ名であるビリビリ中学生との事。

Bilibiliにはニコ生のような生放送のコーナーがあります。
歌ってみたのようなニコ動文化も模倣されて伝わっているようです。
Bilibili動画は動画視聴サイトなんですが、結構変わった事もしているようです。
動画視聴サイトだけど日本への旅行を企画していたりします。
サイトの一部で企画を掲載し参加者を募集しているようです。

内容はと言うとオタク的に言うと聖地巡礼というものです。
聖地巡礼とは、アニメや漫画のなかで出てくる風景のモデルとなった実在する場所を巡るというものなんです。

後はサイト上部からPixivのようなお絵かき投稿のようなコーナーがあったり、スマホゲームなんかがダウンロード出来るコーナーがあったりと何か色々と日本のサイトのコンセプトが混じった感じです。弾幕系動画視聴サイトはどこも日本っぽいですが、その中でも一段と日本っぽいサイトかもしれません。

・Tucao

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(Tucao娘 - 萌娘百科 万物皆可萌的百科全书)

こちらも弾幕系動画視聴サイトの一つ。
BilibiliやAcfunほど有名ではない。C站と呼ばれる。
2011年2月10日にオープンしたサイト。
あまり特徴的なポイントはないかも・・。

他の小さいニコニコ系のサイト達

・5moe弹幕网

マスコット、まだ無いものと思われる。

2014年4月にオープンした弾幕系動画視聴サイト。元の名前はDilili。
ユーザーからはD站と呼ばれる。2015年4月1日に正式名称を5moeとした。
サイトに萌えグッズのネットショップのコーナーがあるのが特徴的。
その他はいたって普通のサイトです。

・MioMio弾幕
MioMioと呼ばれる弾幕系動画視聴サイト

2012年9月25日に正式オープンしたサイト。

弾幕主義 Danmu

2014年10月24日にオープンしたサイトのようです。
蛋站(ダンジャン)という愛称がある。

 

上記の中でニコ生のような生配信形態があるものは、Acfunから分離したDouyuTVとBilibili動画の生放送コーナーになります。まあDouyuTVはほぼゲーム配信専門ですが。
Bilibili動画のキャラでテレビっぽい形のやつがいるんですが、これってニコ動のキャラをぱく・・オマージュしてますよね。どう考えてもニコニコ動画からの影響は強いと思います。生放送やらゲームダウンロードなんてそうですしね。
あとは、これだけ乱立している状態でどのサイトも生き残るかというとそうでもないようです。悠悠弹幕网というUiui站という愛称で呼ばれていたサイトがあったのですが閉鎖されたようです。探せば閉鎖したサイトが他にもあるかもしれません。
中国ではネットを使って起業するのが最近は多いようですので、その流れでニコニコ系のサイトも乱立しているのかもしれません。こういうサイト以外にも語学学習のウェブサイト(実は結構利用してた時期がありました)やネットの旅行サイト(口コミのあるトリップアドバイザーみたいなサイト)もすごく多いですから。
AcfunとBilibiliは大手で利用者数等を考えれば多分大丈夫な気がしますが他のサイトは今後どうなるか分かりません。

⇒Bilibili動画がこの中で一番勢いがありそう

一番景気の良い話が聞こえて来るのがBilibili動画で、今一番勢いがある弾幕系動画視聴サイトということになりそうです。色々な企業がBilibili動画に投資しているなどという記事も見かけました。

Acfunはごたごたがあり、2015年3月ごろに社員が大量離職しているようで、どうやら現在はあまり順調ではないようです。

挙げた動画サイトは全てニコニコ系のサイトであり、総じて日本っぽいですね。
何というかサイトデザインとか、美少女キャラのマスコットキャラとかもいますし、例外としてDouyuTVはTwitchでデザインほぼそのままっぽいので、日本らしさはないですけどね。

この弾幕のある動画サイト以外に普通のYoutube型の動画サイトもいくつかありますね。これらは大体もう少し昔からあるサイトですね。土豆とかYoukuとかですね。
現在はYouku等のサイトの一部でも弾幕方式を採用しているらしいです。

上記に挙げた弾幕系動画視聴サイトの中では、AcfunとBilibili動画は古参だけあって、さまざまな文化が生まれているようなのでそこはまた別の機会に調べて記事にしたいです。日本のネットカルチャーも色々伝わったりしているし、特有の言葉やスター的存在も生まれているようなので興味深いです。例えば、鬼畜という言葉は、中国のネット語でMADの意味なんです。面白いですよね。日本語由来のものとしては、Up主なんて言葉が伝わっていたりするようです。また配信者からプロになった歌手等も存在している模様です。

なんかこれだけニコニコっぽい、日本っぽい動画サイトが乱立しているのを見ると今後中国のネット文化って結構すごいことになっていくんじゃないかと思ってしまいます。

とりあえず今回は、こんなにたくさんニコニコっぽい動画サイトがあるよ!
という事で締めくくらせていただきます。
以上。