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中国のあるアニメ映画が興行成績で大記録を作って、中国アニメ業界の希望の星となったって?

http://www.flickr.com/photos/29725268@N04/8239528108

photo by Saf'

中国のあるアニメ映画が興行成績で記録を更新したらしい

西游记之大圣归来》是一部中国大陆3D动画冒险片,导演和编剧是田晓鹏。该片改编自明朝小说家吴承恩的小说《西游记[1],筹备制作八年,于2015年7月10日正式上映。上映后即以优秀的口碑引發网友观众的热烈追捧和媒体的广泛报道,《人民日报》认为本片是中国动画电影十年来少有的现象级作品

(wikipediaより)
西遊記三蔵法師が帰ってくる・・みたいな題名だと思います。
wikipediaによると、中国制作の3Dアクション冒険アニメで、明の時代の西遊記をモデルとした作品。制作準備に8年をかけ、2015年7月10日に正式に上映された。
上映後すぐにネット上の高評価の口コミがネット民の間で評判となり、メディアにも広く取り上げられることとなった。人民日報は、10年に1度あるかのようなすごい作品だと評価した。

というような感じに説明されています。
ふむふむ、そして現在この映画に関する色々な記事が出ておりまして、
中国の国産アニメ、漫画にも希望が持てるのでは?との意見も一部出ているようです。
中国のアニメはつまらない、駄目だ等、国内では散々言われていました。
そんな中、こうした作品が出てきたのは中国のアニメファンにとっては、
この流れに期待するところなのかもしれないですね。

それにしても、ピクサーがアクション映画作ったみたいな感じですね・・。
まあ3D映画ってなると似てくるとは思うのですが。

それでは中国の記事でどう扱われているのか見ていきましょう!

news.xinhuanet.com

上記、タイトルでは、この映画の後、国産アニメ漫画の突破口はどこに?
といった感じのタイトルになっています。

动画电影《大圣归来》已突破9亿元票房,刷新了中国动画电影的多项纪录。

《大圣归来》は既にチケットは9億元(1元は約19円)以上売れており、
中国アニメ映画の多数の記録を塗り替えた。
どうなんでしょう?日本円で約171億円ですか。
多いのかどうなのか良く分かりません・・、
そこで参考になりそうなページがありました。以下になります。

SF MOVIE DataBank:日本アニメ興行収入ランキング

これによると1980年~2007年までのアニメ映画の興行収入が載っているようです。

1位が千と千尋の神隠しで304億円
2位がハウルの動く城で196億円
3位がもののけ姫で192億円
4位がゲド戦記で76.5億円
うーん、通貨価値の差があるのに、日本でも大ヒットのレベルに入りますよね。
これは中国のアニメ映画界で確かに大事件といえそうですよね。

《大圣归来》的成功让人看到了动漫产业巨大的市场需求,在互联网和新媒体带来创业机遇下,使很多企业想分食动漫这块巨大的蛋糕。但专家指出,想吃到“唐僧肉”还得迈过三道坎。

《大圣归来》の成功により、アニメ業界は人々に巨大なマーケットかもしれないと認識され、オンラインと新たなメディアの媒体での新規参入のチャンスがあると見られる中、多くの企業がこの巨大な果実に食指を伸ばそうと考えている。しかし、専門家が指摘するには、このマーケットの欲求をきちんと取り込むには、超えなければいけない壁が3つあるとの事だ。

なるほどー、この映画の成功により、今、アニメ映画って良いじゃない?って認識が広がっているという事ですかね。でも、中国市場は色々と規制があるので、その欲求を上手く取り込むには色々と問題があると専門家が言っているのですね。
新たなメディア媒体っていうのは、最近の動画配信サイトの事ではないかと。
ただの推測なんですけど、Bilibili動画やAcfunといったwebサイトかなーと。
こうしたサイトは、テレビと違い規制という面ではかなりやり易そうです。

記事中の3つの壁ってなんでしょう?簡単に書くと・・

中国のアニメ業界の発展は中国政府の補助により発展したので、これに頼らずに人々に受けいれられる内容のものを作らなければならない事が一点目。
次に、人材の確保の問題。給料が低くて人材が集まらない状況がある。
最後に、アニメを流すプラットフォームが少ない事。現在、大人向けアニメを放送を提供できる場所が少ないので、こうした問題を解決する必要がある。

ふむふむ、まず1点目については、補助金が出るという意識の下でやってはいけないということですね。そうした状況下で良いものが出来ないのは当然かもしれません。
2点目については、これは日本と全く似たような状況ですね。
3点目については、これはテレビよりも今後、プラットフォームとして専門のチャンネルが盛り上がっていくのではと思いますので、前途は悪くないかなと思います。

さて、次の記事について見てみましょう。

news.ctoy.com.cn

而在影迷聚集的豆瓣网,该片的打分更是高达8.5分,口碑名列近年来国产片前茅。

そして、映画ファンの集まる豆瓣(掲示板サイトですね)で、この映画は8.5点という得点に達し、口コミランキングでは近年の国産映画の中でトップクラスであった。

と冒頭でこんな感じの事が書かれています。
中国のアニメーションって地上波で放送するものは、本当に10歳ぐらいまでの子が見るようなものが大半なんですよね。以前、中国語教室に通っていたときに流れていたアニメも完全に子供向けでしたね。そんな中で大人も見れるピクサージブリのようなアニメ映画が興行収入で記録を達成したというのが大ニュースであり、ここから何か変化が生まれるのではという期待を持たせるものなのかもしれませんね。

以前的国产动画片大多是给儿童看的,成年人不习惯看动画片,而这次证明成人观众也爱看,让动画界同行看到了希望。

以前の国産アニメ映画といえば大半が子供向けで、大人が見るものではなかった。
しかし、今回大人でもアニメ映画は楽しめるんだと証明され、アニメ業界関係者はそこに希望を見出している。

うんうん、やはりこのような記述がありますね。
中国人はジブリファンも多いですからね、余談ですが、中国の観光サイトで、東京都三鷹ジブリ美術館の中国人の評価は高いですよ。行きたい場所のひとつですからね。

そして、こうした契機があり、投資機運が高まっていると続く内容の記事です。

さてさて次の記事にいきます

www.taihainet.com

なぜ、流行ったのか、背景について専門家が分析するという記事のようです。
端的に言うと、流行った原因という事について、特定するのは困難だとの事です。
そして、この映画の成功は国産アニメ界に大きく影響するか?との質問に対して、

一社の大きな成功がそれほど影響するとは考えられないとの事です。

ふーむ、なるほど確かにこういった冷静な意見もあったほうが良いですよね。
しかし、そうは言ってもそうした市場があると認識されたのは大きいんじゃないかなあ?と思いますけどね。どうでしょう。

今回は、中国のアニメ映画が大ヒットした話題について書いてみました。