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最近、アメリカで、日本の寿司職人には何故、女性が少ないのかがちょっとした話題となっているらしい

http://www.flickr.com/photos/36598456@N03/13899644162

photo by kana hata

米のニュースで最近、寿司職人に女性が少ないという記事をよく見かける

何故だろうか?昔からこの話題についてはちょくちょく言われていたのだけど、何故、最近になってまた言われているのだろうか?

こちらのニュースでは、かの有名な寿司の神様と言われる小野二郎さんの息子である小野禎一さんが、2011年の「二郎は鮨の夢を見る」というアメリカで公開されたドキュメンタリー映画の中で、寿司職人に女性が向いていないのは生理学的な理由と関係があるという趣旨の発言があった事が取り上げられている。

映画の公開後、ウォールストリートジャーナルの記者が、何故、映画の中で女性の寿司職人が一人も出てこないかについて質問したところ、息子の小野禎一さんが、「プロの寿司職人には安定した味覚が求められるのだが、女性は生理が定期的に来るので、味覚が安定しない。だから女性は寿司職人になれない。」と言うような発言をしたのだ。

4年以上前のインタビューだが、最近になっていくつかのメディアがこれを取り上げてきているというのだ。しかし、こうした意見は禎一さんだけでは無いらしい。

料理人の中には、化粧や香水の臭いが嗅覚器官の働きを邪魔するとか、女性はキッチンで長時間の労働には不向きなどの意見もある。
また、ニューヨークタイムズの記事によれば、女性は手の体温が高いので酢飯がぬるくなってしまうことが最大の理由らしい。

記事の最後では、女性料理人が少ないのは、実は日本だけの問題ではなく世界中であることだと締めくくられている。

女性の職人への道も開かれてきているらしい

※リンク先記事が消えてしまいました。
寿司職人に関する記事でした。

 

 

この最近の記事の中でも、長らく寿司職人の世界というのは、男性の世界であるとの内容から始まっている。

しかし、記事後半で、ある34歳の男性寿司職人は、女性が寿司職人になれないというのはただの偏見で、必要なのは経験だと言っている。

寿司職人を養成する学校である東京寿司アカデミーの日本人学生の5分の1は女性であり、外国人学生の3分の1は女性だと書かれているし、カジュアルなレストランではより女性の寿司職人は受け入れられるようになってきていると書かれている。

そもそも体温説や月経が味覚に影響する説は本当なのかな?

そもそも握る前に氷水で手を冷やして短時間で握るので、体温が高いことに、そこまで影響があるのだろうかと思う。私は男だが、手の体温はかなり高いし、少し汗手でもあるので、そういう意味では寿司職人に向いてない手をしているのだろうか?
男性でも手が温かい人、冷たい人とかなり個人差はあると思うので、これはあまり根拠が無いように思えるし、女性もそうではないのだろうか?
女性でも手が冷たい人はいると思うのだが。

そして、味覚が変動するという説に関してはどうなのか調べて見た。

寿司に関する記事ではないのだけれど、味覚は確かに変動するらしい。
多くの要因で、甘い物が食べたくなったり、塩辛いものが食べたくなったりと好みが変動すると書かれている。

“At different points of a woman’s menstrual cycle, your hormones cause certain taste buds to be more or less sensitive,”

女性の生理のサイクルにより、特定の味覚が多かれ少なかれ強くなる時点があると書かれている。

この味覚説に関しても当初、懐疑的だったのですが、これは影響がどうやらあるようですね。

しかしながら、プロスポーツの世界でも精神状態や微妙な体調の変化が影響するとは、良く言われる事ですし、特にゴルフなどの集中力が非常にいる競技はそうですよね。
それでも、それは人間だからあるものですし、折込済みで調整して何とか安定的な成績を出そうとしていくわけじゃないですか。

この微妙な味覚の変化というのも、経験をつめば自身である程度調整していけるものなのではないかと思うんですよね。

実際、このようにシェフとして活躍する女性もいるわけですしね。

一番の問題はやはり体力的なものと志望者数だと思う

味覚とか体温とかの問題がクローズアップされていますが、やはり飲食で働くって相当体力的にしんどいって事なんだと思います。
飲食で働いたことのある人が、言っていたんですが飲食は好きじゃないとやってられないって事らしいんです。給料の面でも言っていましたが、やはり体力的にも立ちっぱなしだし、調理器具も重いし動き回るしで男性でもしんどいんですよね。

根深いステレオタイプの存在や女性に対するジェンダーのバリアみたいな事が、アメリカの記事で取り上げられているんですが、やはりまず寿司職人を志望する女性の絶対数が少ないって言うこともあるんじゃないでしょうか。
だって周りに寿司職人になりたいって言う女性見たことありますか?
私は一度も無いですね。

寿司職人って頑固ってイメージがありますが、そうでもないかもしれません。

東京の西のほうでやっているとあるお寿司屋さんがあるのですが、彼のお師匠さんである寿司職人は、寿司は誰でも握れる、数時間で握れると普通にお客さんに言うそうですよ(笑)。こういう話を聞くと、女性の寿司職人志望者でも受け入れてくれる場所はありそうに思えるんですよね。

寿司職人にも女性が増えると面白いと思います。
お洒落な寿司屋とかあったら面白そうじゃないですか。